超基本キッチン掃除が上手くいかない理由

調理中にふと見上げたレンジフードのフィルター、

「わぁ…ベトベトの油が限界だぁ…やるしかない!」

いざ!久しぶりのキッチン徹底掃除スタート!

・・・と意を決して準備を始めたあなたに伺います。

キッチン掃除は、油に強い洗剤を準備すればそれでOKと思っていませんか?

確かにキッチンの汚れといえば油汚れが代表選手。

この油汚れについて正しい攻略法を知っているなら、キッチン掃除は9割終わったも同然と思ってくださって結構です^^

とはいえ、実は、油汚れには、強力洗剤があれば大丈夫という思い込みがあるとしたら、そこには、大きな落とし穴が潜んでいるのです。

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ガッツリへばりついた油汚れに洗剤を付け、細かい隙間の油を落とそうとブラシでゴシゴシ!

・・・気合が入っている時ほどやりたくなりますよね?^^

でも、やったことがある方ならきっと経験があると思うのですが、そんなことをすると、あっという間にブラシの間に油が入り込み、油まみれのブラシが出来あがりです!

で、そのブラシをほかの場所に使おうものなら、油汚れは落ちるどころかどんどん広がってしまいます。

そうなんです、強い洗剤さえ使えば、ひどい油汚れでも「サッ」と溶けてしまう!・・・なんてことは決してないのです。

確かに、油を落とすのには洗剤が必要です。

でも、使用にあたり、注意しなくてはならないのは、使うタイミング。

①まず、前処理として、付いている油汚れの状態と、付着している場所に合わせた方法で、できる限り油の量を減らす必要があります。

②そして、最後に残った油分を中性洗剤で落とす!という方法が正解。

前処理で油の量をできる限り減らしてしまえば、実際の油汚れの洗浄は、中性洗剤でも十分となるのです。

ということで、この記事では、キッチン掃除のコツをしっかりつかんでいただくために、

・油汚れの状態3種

・開けてビックリ!油溜まり≪レンジフード≫の分解方法

・強敵!焦げ付き≪コンロ天板≫の外し方

・油の状態に合わせた場所別掃除法

・油以外の汚れの掃除法

・普段のお掃除法

・キッチン掃除のまとめ

について詳しくお伝えしていきますね!

油汚れの状態3種

ご家庭の中で、特に油汚れのひどいところは、なんといっても

「レンジフード」と「コンロ」です!

で、これらのコーナーの油汚れには、だいたい以下の3つがあります。

素材表面のベトベトした油汚れ

これは、レンジフードのカバー、本体、キッチン壁面、収納扉、調理台等の表面に付く油汚れ類ですね。

溜まってしまった油汚れ

これは、縦面のベトベト油がとどまり切れず、「垂れて集まった油汚れ」になります。時間の経過とともにその量を増しながら、サラサラの液状から、糊のようにドロッとした状態になり、放っておけばさらには粘土のような状態から、プラスチックのようなガチガチの塊となっていくのが特徴です。

主に、レンジフードのファン、フィルター、油受け、レンジフード内側の溝、カタツムリ(ファンのカバー)の中に溜まっています。

黒い炭のように固く焼き付いた油汚れ

これは、食材や煮こぼれと、はね油が混じった汚れが、繰り返し焦げていきながらこびりついてしまった汚れです。

主に、コンロ天板、五徳やバーナーカバー、魚焼きグリルの網、トレー、魚焼きグリルの内側などに付いています。

では、さっそくこれらの汚れをやっつける前処理として、各コーナーをサクッと分解していきましょう!

開けてビックリ!油溜まり≪レンジフード≫の分解方法

基本的にレンジフードにはカバーかフィルターがついていて、それらを外さないと中のファンが外せません。

➀フィルタータイプ

フィルターはツマミがあって手で簡単に外すことができます。

 

②カバータイプ

カバータイプの場合は、ネジで固定されているか、金具で固定されているので、それを外します。

↑カバーが開きました

カバーに引掛けがあるので持ち上げて外します。

カバーやフィルターは油分がついているので、ブルーシートや新聞紙などで養生して置いて下さい

カバーを外すと網目状のフィルターが見えます。

フィルターは、手で簡単に外すことができます。

風車のような形のファン(シロッコファン)が見えます。

③ファンを取り出す

ファンを取り外すには、蝶ネジで固定されたカバー取ります。

蝶ネジは指で摘まんで回すと外せます。固い場合はペンチなどを使って外しましょう。

④次にファン中央にあるハンドルを回します。

回す方向はハンドルに書いてあるのでそれに従います。

⑤ファンを引き出します。

油で固着している場合は少し硬いのである程度、力がいります

 

⑥全て外せました。↓

強敵!焦げ付き≪コンロ天板≫の外し方

ここからはコンロの解体作業を説明しますね!

➀まず、本体と天板を固定しているネジをドライバーで外す

②天板のグリル給気口に指を掛け引き上げる。

はずしたら、ブルーシートや新聞紙などで養生して置いて下さい

油の状態に合わせた場所別掃除法

さて、先ほど油の状態にも3種あるとお伝えしましたが、同じ油の状態でも付いている場所によって対応の仕方は全く違いますので、場所別に掃除法をお伝えしていきます。

使用する洗剤と道具は下の2枚の写真と一緒にご覧ください。

1枚目

左からバケツ、雑巾、クレンザー、中性洗剤、塩素系漂白剤(キッチンハイター、キッチンブリーチ)、セスキ炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ薄め液、前列スポンジ、メラミンスポンジ、マイナスドライバー、プラスドライバー、ブラシ、スクイージ

↓2枚目

カゴ、ビニール袋

以上を用意しておいてください!

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※なお、ここで1つ、どの場所にも共通の注意点をお伝えします。

それは、塗装されているレンジフードのパーツの洗浄についてです。

レンジフードのファン、フィルター、カバー、本体が塗装されている場合、長年の油汚れが塗装と一体化していて、洗浄の際汚れと一緒に塗装がはがれてしまう恐れがあります。

塗装をはがしたくない場合は、前処理の浸け置きを短めにする、強い洗剤は使わず、柔らかい道具で、優しい力で始め、はがれてしまうギリギリのところを見際めながら行う必要があるのです。

【レンジフードカバーや本体、壁面、収納扉、冷蔵庫表面、調理台等の平面】の洗い方

※表面上についた油汚れは前処理不要です。

では、さっそく、物の表面についた油汚れを落としていきましょう!

① 少しお湯を含ませたスポンジに中性洗剤をつけて、汚れの部分に広げ優しくこする。

【レンジフードカバー】は、ステンレス表面にヘアラインという目があるので、目に沿って優しくこすってください。

【レンジフード本体】もステンレスの目に沿って優しくこすってください。

また、スイッチ回りは、電気部品が中にあるので養生するか避けて洗浄します。

【壁面】は平なのでスクイージで泡を回収すると作業がはかどります。

100円ショップなどでも売っているスクイージは、家の掃除のいろいろな所で活躍するので、絶対に揃えておきたい道具です。

【収納扉や冷蔵庫表面、調理台】はセスキ炭酸ソーダ(弱アルカリ性)を約100倍に薄めた洗剤をスプレーし、硬く絞った雑巾で油分を取り除いていきます。

② 各場所洗浄後、お湯で絞った雑巾で洗剤分を落とし、乾拭きする。

【レンジフードのファン】の洗い方

羽一枚一枚にこびりついた油は時間の経過とともにどんどん厚みを増し、硬くなっていますから、そのままではヘラなどでこそげ取るのは難しいので、洗剤入りのお湯に浸けてゆるめてから、塊を取り除く(前処理)必要があります。

①バケツなどにお湯を張る。

※写真はカゴにゴミ袋を被せて40度~45度くらいお湯を溜めています。

②セスキ炭酸ソーダと中性洗剤(食器用洗剤)をお湯にとく。

➂ファンを入れる。

④30~40分経って、羽に付いていた油が緩んできたら、ヘラか割りばしなどでこそげ落とす。

⑤羽の表面に残った汚れを、浸け置きしたお湯の中でブラシでこすり落とす。

【レンジフードのフィルター】の洗い方

細かい網目や小さな穴を開けてある形状のため、そのままでは、細かい部分に溜まった油を取ることは難しく、洗剤入りのお湯に浸けてゆるめてから、網目に詰まった油汚れを取り除く(前処理)必要があります。

➀フィルターを洗剤入りのお湯に浸ける(前処理)

※全て浸からない場合は浸け置き時間の半分で上下を入れ替えて浸けてください。

②ゆるんだ油汚れを、浸け置きしたお湯の中でブラシでこすり落とす。

【レンジフード内側の溝】の洗い方

①まず、溝に溜まった油は、ボロ布やキッチンペーパー等を被せたマイナスドライバーで削り取ります(前処理)

②次に残った表面の油分を中性洗剤で洗浄します。

③お湯で絞った雑巾で洗剤分を落とし、乾拭きする。

【カタツムリの中】の洗い方

①まず、カタツムリに 溜まった油は、ヘラや不要なカード等で削り、ボロ布やキッチンペーパーに取ります。(前処理)

②残った表面の油分を中性洗剤で洗浄する。

③お湯で絞った雑巾で洗剤分を落とし、乾拭きする。

【五徳、バーナーカバー、魚焼き網、グリルカバー】の洗い方

ちょっとサボってしまうと、一番、手間のかかる清掃箇所なので、出来るだけ使った後にこまめに掃除をしてキレイにしておくことを心掛けて下さい。

コンロのパーツは、汚れが堆積してしまうと普通に洗剤でこすっても中々キレイにならないので、お湯に浸けて汚れを緩ませる前処理が必要です。

①繰り返し焦げ付いたかなり頑固な汚れのため、中性洗剤とセスキ炭酸ソーダを入れた40度~45度のお湯に1時間くらい浸けてゆるめる。(前処理)

②ゆるんだ油汚れを、浸け置きしたお湯の中で金たわしやスポンジ等でこすり落とす。

※金たわしは研磨力が強いので、傷がつかないように注意しながらこすってください。

【魚焼きグリルのガラス、グリル内側】の洗い方

焦げ付きをメラミンでこすり落とせばOKです。

※コンロ本体のスイッチ回りの隙間にも油が入り込んでいるので、グリル掃除の際、ついでに雑巾と竹串でお掃除してしまいましょう。

【コンロ天板】の洗い方

①天板パッキンの汚れも取るために、本体から外して、養生シートの上で中性洗剤で洗浄する。(天板の外し方は3参照)

②洗浄が終わったらお湯で絞った雑巾で洗剤分を回収し、固く絞った雑巾で拭いた後、乾いた雑巾で念入りに拭き上げる。

※どうしても落ちなかった天板の汚れに対する最終手段は、クレンザーとメラミンスポンジを用います。ただし、どちらも研磨力が強いので様子をみながら、強弱をつけて磨いていきます。

天板を外すと、コンロの隙間から油や食材のカスが入り込んで不衛生な状態となっていることがわかります。

➂セスキ炭酸ソーダ水をスプレーで吹きかけてスポンジに中性洗剤をつけて洗浄します。

油以外のキッチンの汚れと掃除法

コンロ回りが油汚れなら、シンク回りすなわち水回りの汚れといえば、排水口のカビとシンクの水垢ですね。水垢はアルカリ性の汚れのため、酸性洗剤を使えば落とせますが、シンク回りはステンレスのため、変色する恐れのある酸性洗剤は使わず、クレンザーで汚れを物理的に落とす方法を用います。

【排水口】の洗い方

排水口は、生ごみを溜めてしまうとあっという間にカビが生えてしまい、不衛生になるので。注意が必要です。カビが見えない部分にもカビ菌は付いているので、全てのパーツを殺菌しましょう。

排水口のフタとアミを外すと排水管のカバーが見えます。カバーは回すと外せます。

➀各パーツにカビキラーを塗布する。

②5~10分おいたあとブラシやスポンジでこすり、汚れが落ちたら水で洗剤成分を洗い流す。

【シンク回り】の洗い方

①水栓の水垢にクレンザーをつけてメラミンで優しく磨く。

※水栓は傷つきやすいので、こする前に水栓に水をかけて、優しくこするのがポイントです。

②シンクにクレンザーを適量たらし、メラミンで広げる。

➂ステンレス表面には細かいラインが入っているので、目に沿って横方向に磨く。

クレンザー成分が残りやすいので、最後は雑巾等でこすりながら流水で流す。

普段のお掃除法

どこのお掃除にも言えることですが、付いた汚れはその時取ることを習慣付けておくことが大事です。

付いてすぐなら、油汚れも、水垢も簡単に落ちます。

生ゴミも溜めずに、調理が終わったら処分することで、ずいぶんとカビが生えにくくなります。

厳密に隅から隅までキッチリする必要はありませんが、まめに「汚れを溜めないその時掃除」をしておくのが、結局は一番楽。

手順としては、

油や汁が飛んでしまった壁やコンロ

食材を落としてしまったコンロや調理台

煮こぼれてしまったバーナー付近

⇒水拭き ※バーナーカバーの穴に汚れが入ってしまったなら、ブラシで水洗い

水垢や生ゴミの付いたシンク

⇒クレンザーを少量落とし、コンロ回りで使った雑巾でこする

生ゴミの入っている排水口のカゴ

⇒ゴミを捨てる⇒ブラシでカゴを水洗い

と言う感じでOKです!

最後に汚れを取った壁やコンロ、シンク回りは硬く絞った雑巾で拭き上げる&寝る前など、当分使わないシンクや水栓は乾拭きをすれば完璧です!

キッチン掃除のまとめ

・場所と油汚れの状態に合わせて、必要に応じて前処理を行ってから、中性洗剤で洗浄する。

・ファンの羽にこびりついた油汚れは、洗剤の入ったお湯でゆるめて取り除いた後、洗浄する。

・フィルターの目に詰まった油汚れは、洗剤の入ったお湯でゆるめて取り除いてから洗浄する。

・溜まった油汚れは、ヘラ等で削り取ってから洗浄する。

・焦げ付き汚れは、洗剤の入ったお湯でゆるめてからクレンザーとメラミンスポンジでこすり取る。

・カビが生えていたら、その周囲には胞子が付いているので、カビキラーで除菌する。

・ステンレスシンクや水栓の水垢は、クレンザーとメラミンスポンジでこすり落とす。

・普段のお掃除は、「汚れを溜めないその時掃除」が結局は楽

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さて、いかがでしたしょうか?

この記事では、ご自身で出来るキッチン掃除の方法を分かりやすくご紹介させていただきました。

でも、あれ?ここ、どうしたらいいのかな?そんな疑問がでてきた時は、遠慮なく私たちにお問い合わせください。

最良のアドバイスをさせていただきますので!

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